不妊と友情。自分が不妊、友達が不妊、それぞれが配慮すべきこと

妊活・不妊治療

不妊治療をしている人や不妊治療をしている友達がいるという人もいるでしょう。

最近では不妊治療をする人の数は多くなっており、それほど珍しいことでもなくなってきました。

しかし、不妊治療中は何かとストレスが多く精神的に不安定になりやすいもの。

特に妊娠している友達に対して、引け目を感じてしまったりすることもあるかもしれませんね。

また不妊治療中の友人がいる人であれば、自分が妊娠した時にどんな風に関わっていけば良いかと戸惑う人もいるでしょう。

そこで今回は、不妊治療経験者で妊娠・出産も経験している私が不妊と友達との関係性について気をつけるべきことをそれぞれの立場からお話ししようと思います。

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不妊治療中の自分と妊娠中や子持ちの友達との関係

不妊治療をしていた頃の私は、ゴールの見えない治療のストレスから、精神的には不安定な日々が多かったと思います。

友達の中には、私が不妊治療中に妊娠したという子も何人かいました。

不妊治療をしているその人の気持ちにもよりますが、私は不妊治療をしていても妊娠の報告があれば素直に喜べるタイプの人間だったんですよね。

だから素直に「おめでとう」のメッセージも送れたし、赤ちゃんに会いに、そしてママ出産お疲れ様!と伝えに行くこともできました。

それでも妊娠をしている友人や子持ちの友人に会った時に、ツラい気持ちになってしまうことも全くなかった訳ではありません。

不妊治療中は誰だって妊婦や子持ちの友達に会うのがツラい時がある

不妊治療をしている人の中には、妊婦や子持ちに会うのがツラいという人もいます。

不妊治療は心も体も金銭的にも、そして職場の関係などに気遣わなければいけないなどで色々なストレスに晒されます。

「自分が望んで不妊治療してるんでしょ!」と思う人もいるかもしれませんが、私は不妊治療でツラい思いをしている人が、ただワガママを言っているとは絶対に思いません。

私は、妊娠している友人や子持ちの友人そのものに対しては、たとえ不妊治療中であっても嫉妬などの感情はほとんどありませんでした。

いや、正直あったのかもしれませんが、それを表にだすほどではなかったんだと思います。

それは「自分は自分、他人は他人。自分の感情と友達の感情を一緒にしない。」と決めていたからかです。

自分は自分。他人は他人。妊活や家庭の事情は人と比べないのが一番

不妊治療中にしっかり意識しておくべきことは、自分は自分で他人は他人だということです。

これがごっちゃになってしまうと、友達が妊娠したり出産したりすることが喜べなくなります。

友達の人生はあくまでも友達のもの。

自分が不妊治療中で、友達が子持ちであっても「それはそれ、これはこれ」です。

友達が妊娠したことに嫉妬する必要もないし、妊娠や子育ては人と比べることではありません。

自分と友達の感情を一色単にしないこと。

これが世に言う「不妊様」にならないための1つのポイントなのではないでしょうかね。

それでも会うのがツラければしばらく距離をおくのも1つの方法

「自分は自分、他人は他人」と思っていても、妊娠の幸せ自慢ばかりや子育て自慢ばかりだと、不妊治療をしている人は正直疲れてしまいます。

また不妊治療の経験がない人であれば、心ない一言を言われてしまうこともあるでしょう。

私も「そんなの病院なんか行かずに適当にしてればそのうちデキるよ!」と子持ちのママに言われた時は、本当に辛かったです。

「不妊治療をしている自分を気遣ってはくれないな。」と思う相手であれば、しばらく距離をおくのも良いでしょう。

SNSで繋がっている相手で、妊娠や子育て投稿にイラっとするくらいなら、そっと投稿をミュートしてしばらく見ないというのも1つの方法です。

その時には、必要以上に相手を攻撃する必要はありません。

とりあえずは、そっとね。気づかれないように距離をおけば、また自分が平常心に戻ったら普通にお付き合いすることができますからね。

SNSなどで不妊治療の同士を作るのもおすすめ

不妊治療をしていると、人と距離を置きたくなることも多いものです。

しかし、治療のストレスを溜めながら孤独に生きるのもツライですよね。

繋がる人にもよりますが、私はTwitterを利用していた時に、不妊治療経験者や今まさに不妊治療をしている人から温かい言葉を沢山貰いました。

そして沢山励ましてもらったんです。

「お互いに頑張ろう」って言い合えた人もいました。

妊婦さんや子育て中の友人と付き合うのがツラいけど、孤独なのもツラい人であれば、SNSなどで境遇の似た同士を作るのも良いのではないでしょうかね。

妊娠中や子育て中の自分と不妊治療中の友達との関係

妊娠中や子育て中の人の中には、友達が不妊治療をしているという人もいるでしょう。

不妊治療を経験したことのない人は、治療のツラさがわからないのは当然です。

そのため、不妊治療中の友人にどのように接したらいいのかわからないのも当たり前です。

でも不妊治療をしている友達は、悪意のない言葉にも傷ついてしまう時があります。

不妊治療中の友達は、いつもとは違い心や体、そして金銭面など色々なストレスに晒されていることでしょう。

かといって、腫れ物に触るように扱う必要もありません。

また、あなたが妊娠していることや子供がいることは紛れもない事実です。

だから妊娠や子育て自体を不妊治療中の人の前で、過剰に否定する必要もありません。

それはやはり「自分は自分、他人は他人。」だからです。

「自分と他人の感情は別のもので、一緒にしない。」というのが鉄則でしょう。

不妊治療中の友達には自分から子供の話をするのは出来るだけ避ける

不妊治療中の友達と会う時には、自分から子供の自慢話などをするのは避けたほうが良いでしょう。

私も不妊治療中の友達に会う時には、出来るだけ子供の話はしないようにしています。

妊活や不妊治療、そして子供の話以外の話をするように心がけていれば、相手を不快な気持ちにさせることなくお付き合いできるでしょう。

また、不妊治療中の友達とお茶する時などには、子供を連れて行くことはありません。

あくまでも大人のペースで会話できるように配慮してあげれば、相手も「妊娠中だから、子育て中だから」という理由で不快な気分になることはないでしょう。

不妊治療中の友達に妊娠の報告はする?しない?

友達が不妊治療中に自分が妊娠してしまったという人もいますよね。

友達が不妊治療をしているのをわかっていながら、妊娠の報告をすべきかどうかは迷うところです。

でも、ここも「自分は自分、他人は他人」という考え方でいいと思うんですよね。

へんに、他の友人には報告したのに1人だけ報告しないというのも違和感がありますし。

あくまでも過剰にならない程度に「妊娠したの」とか「赤ちゃんができました」と伝えれば良いのではないでしょうか。

ただしグループラインの中や沢山の友達の前で、妊娠報告をしてお祭りムードになると不妊治療中の友達はツラい気持ちになります。

このあたりは、妊娠報告をする側が配慮してあげる必要があるので、やはり個別に報告すべきでしょうね。

友達が「不妊様」になってしまったら距離をおくのもあり

不妊治療をしていると、ストレスが溜まりやすい分、わがままになってしまったり、ネガティブ思考になってしまうこともあるものです。

治療をしているツラさはわかるけれど、それを友達であるあなたが請け負う義務は一切ありません。

人の悲しい気持ちやツラい気持ちを、自分が一緒に負担することはできませんから。

ツラい気持ちを請け負うことはできなくても、楽しい気持ちにしてあげることならできます。

だから不妊治療でツラい気持ちになっている友人がいるなら、その子にとって楽しいことを増やしてあげましょう。

ただし、あまりにもワガママがひどいとか、一緒にいるのが辛くなるようであれば、しばらく距離をおくのもありですよね。

自分が不妊の場合も友達が不妊の場合でも、お互いの配慮があってこそ関係が成り立つ

今回は、不妊と友情についてお話ししてきました。

私はそれほど友達が多いタイプではありません。

それでもここ数年でできた友達の中には、不妊治療をしてる子や子育てをしている子などが多くいました。

しかし、現在も関係が続いている友人は、自分がツラい時や相手がツラい時にお互いに配慮し合えた人ばかりです。

「親しき仲にもなんとやら。」お互いを思いやる気持ちを忘れないように接していきましょうね。