不妊うつがツライ人へ。ストレスを溜めずに治療を続ける方法

妊活・不妊治療

ゴールの見えない真っ暗なトンネルを、ひたすら進む状態に陥りがちな不妊治療

不妊治療中は、どうしても気分がモヤモヤとしてしまいがちです。

そして生理が来てしまえば「今月も授かっていなかった」と、がっくりと肩を落としてしまう怖さ。

不妊治療が大きなストレスになるという気持ち、すごく分かります。

私も不妊治療中は情緒不安定になったり、何もやる気が起きなくなってしまったり、よく若干のうつ状態になっていました。

でも不妊治療を成功させ、赤ちゃんを授かるためにはストレスを溜めないことが一番重要だったりします。

今回は、不妊治療でうつ状態になっている人に向けて、ストレスを溜めずに治療を続ける方法をいくつか紹介していこうと思いますよ。

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不妊治療はストレスの負担が大きくなりやすい

なかなか子供を授かれないという理由から、不妊治療を考えるカップルが近年増加傾向にあります。

特に女性には子供を授かれる年齢にはリミットがあるという点からも、治療に専念できる期間は男性よりも限定的です。

また不妊治療のストレスには、大きく分けて以下の4つのストレスがあるように感じています。

  • なかなか授かれないという精神的なストレス
  • 高額な費用がかかるという金銭的なストレス
  • 診察や治療などによる身体的なストレス
  • 職場に迷惑をかけるなどの社会的なストレス

なかなか授かれないという精神的なストレス

まず1つ目のストレスは、なかなか授かれないというストレス。

不妊治療は薬の服用などで体の準備を整えながら、ひと月かけて行なっていく治療です。

排卵が起こるタイミングは基本的に月1回。

妊娠するチャンスだって月に1回、年間でおよそ12回しかありません。

そんな貴重な機会が「今月もダメだった」となるだけで、心が疲労していくのは当然です。

また、タイミング方や人工授精、体外受精など具体的な受精のタイミングが終われば、あとは生理予定日頃まで2週間前後結果を待つ必要があります。

この待っている期間が、不妊治療ではとにかく辛い。

そのため排卵日が終わってから生理予定日までの2週間程度は、特に不安になるものです。

高額な費用がかかるという金銭的なストレス

また不妊治療は、通常の病気での通院よりも高額な費用がかかってきます。

人工授精でも月に2万円弱、それ以上ステップアップしていけば月に数十万円がかかることだってあるでしょう。

せっかく高額な治療費を支払っても生理がきてしまうと、ただただ虚しく、そして悲しくなるものです。

私も「自分は何をやっているんだろう。」と落ち込んでしまうことが多くなっていました。

診察や治療などによる身体的なストレス

不妊治療には採血や注射、それから女性のデリケートゾーンを触られるなど、身体的なストレスも大きくなります。

検査や治療の中には痛みを感じるものもありますし、副作用で体調不良に陥ることだってあるものです。

痛みや具合の悪さを我慢して治療をすすめても、生理が来てしまえばまた1からやり直し。

「来月もまた同じような思いをしなければいけない」と思うことが、大きなストレスとなります。

職場に迷惑をかけるなどの社会的なストレス

不妊治療は、タイミング法など割と初期の段階から月に数回は通院する必要がある治療です。

しかも治療を行う上で通院するタイミングは、歯医者さんのように自己都合では決められない場合が多くなっています。

自分の生理周期に合わせて治療を行なっていく必要があるので、「明日来て」とか「明日の午前中来て」などと指定されることも多いでしょう。

仕事をしている人であれば、病院にいくために欠席・遅刻・早退をしなければならない場面も多くなってきます。

そのため、「職場に迷惑をかけてしまう」と後ろめたい気持ちになる人もいるようです。

また不妊治療をしていることを職場に伝えていない場合、職場の人に詮索される可能性も高くなっています。

「なんの病気なの?」などと聞かれること自体にストレスを感じてしまう人もいるでしょう。

不妊治療はストレスになって当たり前、辛い気持ちになってもいい!

不妊治療は、身体的・精神的・金銭的・社会的なストレスが一気にのしかかってくるような大仕事です。

しかし、不妊治療は赤ちゃんを授かるための手段の1つ。

決してあなたが悪いことをしている訳でもなんでもありません!

だから、後ろめたい気持ちになる必要なんてないんです。

不妊治療がストレスになって、つらい気持ちになるのも当然の権利。

辛い時には、つらい自分をありのままに受け入れてあげることが大切です。

不妊治療を続けることが妊娠の可能性をあげることに繋がる

不妊治療中のストレスで、一番子供を授かる可能性を下げてしまうのが、「不妊治療をやめてしまうこと」です。

不妊治療中は、今までにないようなストレスに自分を晒していくことになります。

そのため治療中には「もう治療を辞めたい」と思ってしまうこともあるものです。

しかし治療を辞めてしまったら、授かる確率が下がってしまう可能性も高くなります。

医師から「これ以上治療をしても授かる見込みはない」と言われるまでは、妊娠する可能性は決してゼロではありません。

治療を出来るだけ長く続けて可能性を少しでもあげるために、治療を続けられるように自分なりに心をケアしてあげる必要があります。

不妊治療中にうつにならない!ストレスを軽減する方法

赤ちゃんを授かるためにこれまでやってきた治療。

しかし不妊うつになって治療を辞めてしまえば、今までの苦労が水の泡になってしまうこともあります。

「子供は諦めてツライ治療から解放されたい」という選択をすることも、決して悪いことではありません。

自分で治療をやめると決めたのであれば、それも1つの立派な決断です。

しかし、治療を辞めたくないのにうつ状態に負けそうなのであれば、次から紹介する方法を試してみるのもおすすめですよ。

不妊治療はゲーム感覚で楽しむこと

これは、実際に私が不妊治療中にうつ状態になっている時に言われた言葉です。

「不妊治療は、ゲーム感覚で楽しまないとダメよ。」

しかも、体外受精7回目にしてやっと授かった経験のあるママさんに頂いた言葉です。

毎回毎回メンタルが追い込まれていた私にとって、かなり目からウロコな一言でした。

「赤ちゃんができていなかったらどうしよう…」と生理予定日までをモヤモヤと過ごすより、「赤ちゃんできてたらラッキー」くらいの軽い気持ちで過ごすのがポイントです。

できてるかできてないかなんて、結局生理予定日まで誰にもわかりません。

だから治療が終わったら、さっさと美味しいものでも食べにいきましょう♪

ちなみに私の場合、深刻に考えてた時には全然授からなかったのに、考え方を変えて妊娠のことをすっかり忘れたような時に授かりました。

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治療中は徹底的に自分を甘やかす

不妊治療中は、普段感じたことのないストレスに晒されることが多いもの。

治療中は、徹底的に割り切って自分を甘やかすことにしましょう。

例えば、人工授精が終わった日から生理予定日までに気分が落ち込みやすい人は、その期間だけ家の掃除を旦那さんに代わってもらうとか。

その期間3回だけ旦那さんに家事をやってもらうとかね。

そして空いた時間は、読書したりカフェに行ったり、ショッピングしたり。

とにかく自分を甘やかして楽しく過ごしましょう。

旅行に行ってみるのもいいかもしれません。

治療の後って「もしかしたら妊娠しているかも…」と思えば思うほど行動が制限されます。

だから「妊娠してたらラッキー」くらいに考えて、「妊娠しているかも」なんて心配せずに楽しいことで予定をいっぱいにしていきましょう。

同じような境遇の人とコミュニケーションをとる!SNSの利用もアリ!

不妊治療中って、ツライ気持ちや悔しい悲しい気持ちになることが沢山あります。

しかも、治療の経験がない人の場合には心ない言葉をかけられてしまうことも多いです。

でも不妊治療を経験したことのある人なら、お互いにツライ気持ちを共有でき励まし合うことだってできます。

周りに同じ境遇の人がいないという人や、心を許して話し合える人がいないという人もいるでしょう。

しかしTwitterなどのSNSを利用すれば、同じ悩みを持った人たちと情報交換することができますよ。

私もTwitterを通して、不妊治療で悩む人と沢山出会うことができました。

そしてお互いに悩みを相談しあったり、励ましあったり、情報交換することでかなりストレスが解消されたんです。

向き不向きもありますが、誰にも不妊治療を相談できずツラいのであれば、SNSなどで治療を頑張っている人と繋がってみるのも良いかもしれませんね。

不妊治療中であることを隠さずに伝えてみる

不妊治療って悪いことしてる訳でもないのに、後ろめたい気持ちになっている人も多いと思います。

実際私も、治療を他の人に言うのが怖くてしばらく隠してました。

でも、あまりにも「なんで病院通ってるの?」「どこか具合が悪いの?」なんて聞かれることが多くって逆につらくなっていたんです。

そこで「私、不妊治療してるの!」と、詮索してくる皆さんに開けっぴろげにカミングアウトしてみました。

すると、まるで腫れ物に触るかのように、誰も詮索しなくなったんですよね笑

もうね、モーゼの海割りみたいにサーっとその件に触れる人がいなくなりました。

特に、男性でこれまでズケズケと詮索してくるような人が近寄らなくなり、気を使ってくれるようになりました。

「裏では何言われてるかわからない。」「噂のネタにされる。」と心配する人もいるでしょう。

でも、私の場合は不妊治療中であることを隠さず話すことによって、周りの人が気を使ってくれるようになり大分楽になりました。

不妊治療を隠す隠さないは、人によって意見が分かれるところです。

でも、不妊治療を隠しているのがツライと言う人であれば、カミングアウトしてみるのも1つの方法ですよ。

そもそも不妊治療で職場が人手不足になるのはあなたのせいではなく会社のせい!発想の転換を

不妊治療のために仕事を休んだり遅刻や早退が増えて、同僚に対し申し訳ない気持ちになっている人も多いでしょう。

でもね、不妊治療を理由にお休みや遅刻・早退を認めている勤務先であれば、100%あなたは悪くありません!

だって立派な欠席・遅刻・早退の理由として勤務先に認められてるんだから!

たとえ欠席・遅刻・早退で他の同僚に仕事のしわ寄せが行っているとしても、それはあなたのせいではありません。

休む許可をしているのも、同僚にしわ寄せがきている状態で人の補充をしないのも、それは会社の責任です。

職場の同僚や上司に悪いという気持ちを持つ必要なんてありません。

もし、恩着せがましいことを言ってくる上司や職場の同僚がいたとしても、その人に自分の人生を決められる筋合いなんてありませんから。

ただし、欠席や遅刻・早退を快く受け入れてもらえたら、必ず感謝はしましょうね。

不妊のストレスがつらくなったら不妊カウンセラーに相談するのも1つの方法

ここまで、不妊治療のストレスをうまく逃すコツをいくつか紹介してきました。

しかし、どうしても自分では解決できない不妊治療への不安もあるものです。

そんな時には、不妊カウンセラーに相談してみるのも1つの方法でしょう。

不妊カウンセラーとは、不妊で悩んでいる人々に対して、妊娠・出産や不妊に関する適切な情報提供活動を行ってくれるカウンセラーです。

不妊カウンセラーであることをインターネットなどで公開しているカウンセラーもいますし、非公開のカウンセラーもいます。

非公開のカウンセラーでも、不妊で受診した施設で「不妊カウンセラーからカウンセリングを受けたい」と相談すればカウンセリングに応じてくれる可能性もありますよ。

不妊カウンセラーについて詳しくは日本不妊カウンセリング学会の公式サイトをチェックしてみてくださいね。

まとめ

今回は、不妊うつがツライ人に向けて、ストレスを溜めずに治療を続ける方法をいくつか紹介してみました。

不妊治療は長くツライことも多いものです。

しかし治療を続けていけば、赤ちゃんを授かる可能性をあげることもできます。

ストレスによる負担が大きくならないように、出来るだけ楽な気持ちで治療を続けていきましょう。